『風景の手入れ』(ホンマタカシ写真・森ビル編) [本・漫画]
風景の手入れ―creating and nuturing scenery
- 作者: ホンマ タカシ
- 出版社/メーカー: 森ビル広報室
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
『誤読日記』(斎藤美奈子) [本・漫画]
『ねこのばば』(畠中恵) [本・漫画]
『東京夜話』(いしいしんじ) [本・漫画]
今一番読みたい漫画! (2006.12.19) [本・漫画]
『カスバの男-モロッコ旅日記』(大竹伸朗) [本・漫画]
- 作者: 大竹 伸朗
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/07
- メディア: 文庫
先日の、トークショーの際に、青山BCで購入。
モロッコには常々行って見たいと思っているせいもあるし、表紙の猫に招かれたような気もして。
単純な日記のようで、そうじゃないところが面白い。夢の話とか、脈絡なく出てくるし、素直な感想のようであり、演出が入っているようでもある文章と、スケッチ画がたくさん収めてある。
いくつか、赤線を引きたくなるような文章に出会えた。
全面的に賛同はしないけれど、私が好きなタイプの旅をする人だと思った。
わからない音楽用語とか出てくるんだけど、わからないのに、読んでいて違和感がない。不思議。
「そうそう、ハエがやたら気になって、ハエの世界について考えたりしちゃうよね」とか、妙に納得したり。(私はインドでハエについて考えた)
感覚的に好きなタイプの文章なんだろうなあーーー。共感とか納得を越えて、読んでいてニヤニヤしちゃうような感じ。『「超」整理法』(野口悠紀雄) [本・漫画]
- 作者: 野口 悠紀雄
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1993/11
- メディア: 新書
なんで今頃読んでいるかと言えば、図書館のリサイクル資料にあったからです。
PC関連の技術革新がすさまじいので、「おー!?」と思うぐらい古さを感じて面白い。
もちろん、紙媒体の書類に関しては、現在でも充分通じる画期的な整理方法、だと思われます。
書類の分類をせずに、ひたすら同じ大きさの封筒に入れて、本棚に並べる。
必要な資料を出したら、左側に置く。
繰り返していく内に、右側に「使わない封筒」がたまるので、それを捨てる。
斬新でシンプルな時間軸中心の整理方法。なるほど、でした。
しかし・・・やっぱり研究者向けですね、これは。
個人ユーザーといえども、一般人には向いていない気がします。
第一、そんなに本棚がないっす・・・。
★★★★☆☆☆☆☆☆ 4点
『ジャリおじさん』(大竹伸朗) [本・漫画]
『世界に抱かれるために』(田口ランディ) [本・漫画]
- 作者: 田口 ランディ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/05/28
- メディア: 単行本
今年の6月だったでしょうか。購入して、ランディさんのサインをいただいたら、安心して「後回し」にしてしまっていた。
正確には、しまいこんでいて、「そうじ力」の影響で出てきたのです
2004年ぐらいに、ランディさんがアメーバブログに書いていた内容をまとめたものなので、ネットで読んだ方も多いかな。
彼女のエッセイ、雑記を読むと毎回思うのだけど。
私がうまく言葉にできない気持ちや想いを、ランディさんはわかりやすい言葉で表現している。
好きな作家、とうよりも、一方的にものすごく共感してしまう作家さん。
共通点が多いってこともないのだけど、ものの見方というか、「こうありたいあり方」というのか・・・何かについて彼女が書いていることが、いとも簡単に腑に落ちる、というか。性格も環境も立場も全然違うのに。
もともと懐疑的な方なので、なにか読んでも、そう簡単に腑に落ちないものなんですが、思考経路が近いのかな。
だからといって、ランディさんが書いていることが全部正しい、全部共感できる、というわけじゃないんだけど・・・共感度がダントツに高い。
なので、読むのが非常に楽。彼女が使う言葉や、彼女の思考経路に引っかかりを感じないから。友達と会話をしているように、流れるように読める本でした。
★★★★★★★★☆☆ 8点
『肉体派』(甘糟りり子) [本・漫画]
たぶん、この作家さんの本は初読み。