『世界に抱かれるために』(田口ランディ) [本・漫画]
- 作者: 田口 ランディ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/05/28
- メディア: 単行本
今年の6月だったでしょうか。購入して、ランディさんのサインをいただいたら、安心して「後回し」にしてしまっていた。
正確には、しまいこんでいて、「そうじ力」の影響で出てきたのです
2004年ぐらいに、ランディさんがアメーバブログに書いていた内容をまとめたものなので、ネットで読んだ方も多いかな。
彼女のエッセイ、雑記を読むと毎回思うのだけど。
私がうまく言葉にできない気持ちや想いを、ランディさんはわかりやすい言葉で表現している。
好きな作家、とうよりも、一方的にものすごく共感してしまう作家さん。
共通点が多いってこともないのだけど、ものの見方というか、「こうありたいあり方」というのか・・・何かについて彼女が書いていることが、いとも簡単に腑に落ちる、というか。性格も環境も立場も全然違うのに。
もともと懐疑的な方なので、なにか読んでも、そう簡単に腑に落ちないものなんですが、思考経路が近いのかな。
だからといって、ランディさんが書いていることが全部正しい、全部共感できる、というわけじゃないんだけど・・・共感度がダントツに高い。
なので、読むのが非常に楽。彼女が使う言葉や、彼女の思考経路に引っかかりを感じないから。友達と会話をしているように、流れるように読める本でした。
★★★★★★★★☆☆ 8点
何かがあって、読まなくなった人のひとりです。ランディ氏。
「そうじ力」・・・図書館に取りに行かなきゃ。
何冊もたまっているそうな。
by gen (2006-12-08 15:20)
そういうこともありますね。まあ、作家さんはたくさんいるし、本もたくさんあるから、その時々でお気に入りが見つかれば良いのではないかと。
ランディさんに関しては、私の場合、好きというよりも共感度がダントツに高いのです。
「そうじ力」が力になるといいよねー、お互い。なんか途中で止まってる気がする昨今。
by 岩飛筆銀 (2006-12-12 00:03)