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keepDVD [映画・DVD]

道頓堀川

道頓堀川

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2007/01/27
  • メディア: DVD

山崎努がカッコイイ!!

 


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『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(DVD) [映画・DVD]

エドワード・サイード OUT OF PLACE

エドワード・サイード OUT OF PLACE

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2006/11/25
  • メディア: DVD

 

 

相方が購入したもの。とはいえ、私とて興味がないわけではないから、一緒に鑑賞。
相方と違い、私はこの人の本を読んでいない。パレスチナ出身で、アメリカ在住で、コロンビア大学で教鞭をとっており、チョムスキーやバレンボイムと交流があった知識人、ということぐらいしか知らない。

レーベルを見ると、↓以下、引用

「2003年9月、パレスチナ出身の世界的知識人であるエドワード・サイードが亡くなった。後半生を過ごしたニューヨークでもなく、生誕の地であるエルサレムでもないレバノンのブルンマーナに、2004年春、サイードの墓はつくられた。
彼の複雑な背景を物語るその墓所のエピソードから、映画は始まる。
荒れ狂う濁流のような歴史に呑まれたパレスチナの土地と人々の暮らし。周辺のアラブの国々で難民として暮らすパレスチナの人々。他方、ディアスポラとして長年迫害の歴史を生きてきたユダヤ人達。世界中からイスラエルに帰還してきたそのユダヤ人達が抱える、被害と加害の混在する深い矛盾。
エドワード・サイードの遺志と記憶をめぐる旅は、イスラエル・アラブ双方の知識人たちの証言を道標に、サイードが求め続けた和解と共生の地平を探る。 」

↑引用終わり 

日本人の監督が撮っているというのも不思議だけれど、パレスチナ問題に関して、日本人監督なら、ややフラットでいられるかも知れない。イスラエル側にもパレスチナ側にも、必要以上に入れ込まない、という意味において。

だから、映画も、サイードの足跡を追い、風景や住んだ家を映しながら、彼の著作から引用されたナレーションで淡々と綴られる。サイードは裕福な家の息子だったから、父親が8ミリか何かで映した、彼自身の子供時代のフィルムも混ぜ込まれている。

そして、あちらこちらへ動くカメラの前にいる、色々な立場の人々の証言や、サイード家との思い出話が語られる。ユダヤ人の言葉、パレスチナ人の言葉、エジプト人の言葉、レバノン人の言葉。
それぞれが思いのたけを語り、どれが違っているとかいう問題ではない。
よく、宗教的な対立といわれるが、非常にいい加減な説明だと思う。宗教、民族だけの問題ではない。簡単に説明してしまうのはわかりやすいが不誠実だ、と思わされる。

レバノン人である奥様や、アメリカ国籍の二人の子供たち、レバノン在住の実の妹や、コロンビア大学の同僚たちの貴重な証言(?)も収められている。サイードが常に、自分はパレスチナのために何ができるかを考え、責任を持って行動し、剣ではなくペンによって闘い続けたことがわかる。

撮影の途中で、カメラが見つかって「ダメダメ」と言われたり、こっそり撮影している様子も伺われる。
特典映像の解説で「あの場所には今はもう入れないんですよね」なんて場所があったり。
その地に住む人々にとって、争いはリアルで身近な問題なのだ。一方で、断続的な戦時下にあっても、人々の生活は連綿と続いていくのだなあということも知らされる。
たくましいな、人間て。

映画は結論を出していない。ただ、記録している。
そして、「これからこの問題をどう考え、どう行動すべきか」を問いかけている。

日本にいると見えにくい問題ではあるが、知ることは大切だと思う。
具体的に何かできるわけではなくても。

ただ、面白いかと問われると・・・私は面白かったけれど、それは切支丹であり、イスラエル旅行の経験もあり、パレスチナの子供を撮った写真展にも行ったりし、ある程度この問題に関する興味と知識があるからであって、万人向けとは思えないのだけれど。

短い期間だったが、だいぶ昔にイスラエル旅行をした。自分が実際に見た風景や、道や、教会を映像で見ると・・・とても懐かしい気がした。
経験というのは大きいなと思う。その場に行き、一瞬であっても、そこで生きている人とふれあうのはすごく良い経験。
私にとってパレスチナ問題は「遠い世界の出来事」ではない。
それはたぶん、「僕はアメリカ生まれなんだけど、やっと聖地に帰るんだ!」と興奮していた青年や、「やっと手に入れた故郷を守るために、兵役についているの」と話してくれた女の子や、どこまでも小銭を求めて絵葉書を売ろうと追ってきたアラブの少年との出会いがあったから。
そんな個人的な体験を、記憶の底から蘇らせてくれる作品でもあった。

相方が本も買ったので、彼が読み終えたら、借りるつもりでおります。

思いいれが激しいもので、評価その他は控えます。


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『ロッキー・ザ・ファイナル』(試写会)@文京シビックホール [映画・DVD]

単純明快なストーリーなんだけど。
「ネバー・ギブアップ」でどこまでも闘う男、ロッキー。
年をとっても、変わらない不屈の精神力に驚かされる。
愛妻エイドリアンは世を去り、一人息子は有名人の父を重たく感じ、家を出て、あまり関わりを持たないようにしている。
ロッキーはイタリアンレストランを経営し、昔話を聞かせたり、お客の要望に答えて一緒に写真を撮ったり、それなりの日々を過ごしている。
そんな日々の中で、本人の思いや周囲の思惑が重なって、現在のヘビー級チャンピオンとの試合が実現することに。
「ないでしょ」と思いつつも、息子同様「なにもそんなことしなくても」と思いつつも、老いたロッキーが身体を鍛え、困難な闘いに向かっていくのを見ていると、応援せずにはいられない。
はっきり言って、「老い」がよーくわかる身体をしているんだけど・・・なーんか、カッコイイんですよ。理屈じゃないね、カッコイイ。
映画の中で、一人の若い女の子がロッキーにからむシーンがあって、「あんたなんかフツーの人なのよ、何様なのよ」みたいなことを言うんだけど、後で、その子がロッキーの試合をテレビで見て、感激した表情になっていく。そういう、有無を言わさない力があると思った。

先日のJ-waveでリリコさんが「私、スタローンに会って、泣いちゃったんですよ、もう、なんか、感激しちゃって!なんか、しょってる歴史を感じて、極まっちゃって。」と言ってましたが、わかる気がする。

ロッキーの皺皺には勇気と男気がある! 観て元気をもらえる映画はいいやね!

★★★★★★★★☆☆ 8 

ストーリーとか、構成とか、好みとしては「7」ぐらいなんですが、シルベスター・スタローンに敬意を表して。

<一番心に残ったシーン>

ロッキーが、「笑い者になるから闘うのを止めてくれ」という息子を説得するシーン。心に響く台詞の連発でした。若い人が言っても説得力はないと思うけど、年を重ねたロッキーが言うから響くんだと思った。

<公式ホームページ>
http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/


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『蒼き狼』@池袋シネマサンシャイン [映画・DVD]

チケットをいただいたので、行ってみたけれど。
「う、うーん、やっぱりハズレか」な感じでした。角川氏の道楽、という批評、わからなくもない。
途中で時計を見た回数>5回  つまり、「途中で飽きました」
井上靖さんの原作をずっと前に読んだ覚えがありますが、つまらなくはなかった。

ので。
これは脚本とキャスティングがイマイチなんじゃないかと。
オールモンゴルロケの風景は美しかったし、馬も含めて、戦闘シーンは迫力があったと思う。
でも、台詞がどうも陳腐に聞こえてしまって、物語に入りづらかった。
主役のテムジン(チンギス・ハーン)も魅力的に見えなかった。相方は「反町の演技が大袈裟でしらける」と言ったけれど、私はそうではなくて、人物描写や演出が良くないんじゃないかと。
テムジンに限らず、魅力的に思える登場人物がいないというか、描ききれていない感じ。

物語の流れとか、状況とか、台詞や態度や表情で、その「人となり」を表せないなら、せめてキャスティングで何とかしたいところだが。
キャスティングもあってないというか・・・たとえば、菊川怜さん好きなんだけど、「この役にはあわないなあ」と思ったし、話には聞いていたけれど、松山ケンイチくんはほんとにちょっとしか出てなかったし、別に彼じゃなくてもこの役は良かったでしょう。

チンギス・ハーンの一代記、というには、焦点がぶれている気がしたし、親子の確執は全然描ききれていないと思う。多くの人に慕われたリーダー、という描写も、ありきたりな演出で「はいはい」って感じ。
テレビじゃないんだからさ、もうちょっと何とかして欲しいですよ。
歴史もの好きな私でこれだから、歴史ものつまらないって人はもう、寝ちゃうでしょうね。
オールモンゴルロケが勿体無い、と思いました。

★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3

<一番心に残ったシーン>

蒼き狼、の青い旗が波打つ、戦場での戦闘開始前の光景。青い旗が綺麗だった。

<公式ホームページ>
http://www.aoki-ookami.com/


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『菊次郎の夏』(DVD) [映画・DVD]

菊次郎の夏

菊次郎の夏

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2000/01/25
  • メディア: DVD


北野武監督作品は、全部見てみたいと思っている。
彼が精力的に映画を作っていた時代、私は映画を観る活動休止中だったので、たぶん、一本も劇場で観ていない。

この作品は、心温まるロードムービーかと思いきや。けっこうはちゃめちゃなロードムービーだった。
突っ込みを入れたくなるところはいくつもあったけれど、武演じるしょうもないおじさん=菊次郎、憎めない。実際そばにいたら迷惑千万だとは思うけど。

菊次郎に連れられて、母を訪ねる旅に出る少年が、あまり可愛くないのも良い。メイキングを見ると、明るい子のようだけど、暗い下町少年を上手に演じていたと思う。
ロードムービー、私は好きなジャンルだが、時に「この描写、長すぎるんじゃ」と飽きたりすることがある。
それが、なかった。サービス精神旺盛というか、ちょっとした、でも実際にありそうでないであろうエピソードが満載で、飽きる暇がない。

母親に関しては、かわいそうな事実が判明し、結局顔をあわせることなく帰途につくのだが・・・その後、素敵な再会があって、車で一人旅をしている青年(少年からすれば「やさしいおじちゃん」だが)と、バイクの2人連れ、5人でキャンプをし、皆で色々なことをして遊ぶうちに、少年が笑顔を取り戻すのが良かった。最後はやっぱり、笑顔で終わってほしいものだから。
個人的には、青年を演じた今村ねずみさんはじめ、ザ・コンボイの方々、「おお、こんなところに」と嬉しくなったのでした。さすがに皆さん、パントマイムやダンスがお上手! 素敵です!!
それから、大ボス武には逆らえなかったのでしょうか、井出らっきょさん、捨て身の演技(?)でしたし、アングラ舞踏の麿赤兒さんが、あんな変な役で出てるなんて・・・嬉しい。
と、キャスティングに大喜び!できた作品でした。
あと、久石譲さんの音楽も良かった~♪

★★★★★★★★☆☆ 8

<一番心に残ったシーン>
立ち入り禁止の緑地で、二人を車に乗せてくれた、やさしいお姉さんが、彼氏をロボットに見立てて、少年に「この10円を手にのせると動くのよ」と促し、少年が10円をのせると、彼氏がロボットっぽい動きをして、少年を喜ばせるところ。
(自分も子供相手によくこういうことをして遊んだというか、喜ばせた思い出があるので。)

<公式ホームページ> 
http://www.office-kitano.co.jp/contents/kikujiro/index.html


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keep試写会 [映画・DVD]

観た映画は『ボンボン』

ゲストに猫ひろしさんが来ていた。

ボンボンと同じ犬種のわんこ「ゆめじ」も来ていた。


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『ドッグヴィル』(DVD) [映画・DVD]

ドッグヴィル プレミアム・エディション

ドッグヴィル プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/07/23
  • メディア: DVD

 

宗教くさすぎる・・・キリストの生涯をメル・ギブソン監督が描いた『パッション』(<映画生活のページにリンク、参考まで)より余程。
聖書ーユダヤ教、キリスト教倫理観(新旧両方ってこと)を知らないと理解不能なんじゃないかコレ。
テーマの一つに「人間の傲慢さ」があるのだけど、「こんなん作って公開しちゃうあなたが傲慢なんじゃ?」と監督に言いたい気が。それも計算の上だったら、強烈な皮肉だけど。
一作じゃわからない。でも、『ダンサーインザダーク』も予告編だけで「ダメな感じ」だったから、基本的にこの監督の表現形式が苦手なのかも。

芝居の舞台のような、道の行き止まりの町「ドッグヴィル」のセッティングは面白い試みだけれど、映画でやらなくても良いと思う、ベケット作品の舞台でも意識しているのか?
ニコール・キッドマン演じる主人公の女性はとても美しいが、彼女の思考回路がよくわからないし、登場人物すべてが「どこにでもいる、狭い町の、良心的だが最終的には自己中心的な人間」を描いているにしては、負のカラーが強すぎる。

重たい空気が全体に流れていて、ハッピーな場面ですら、後におとずれる不穏な空気を伝えている。(そういうところは上手い演出)

相方の同僚で、この作品を絶賛している方は、「哲学的」と言ったそうだけど、「赦し」の概念はキリスト教的世界観でしょう。字幕は「許し」だったけど、ありゃ内容的に「赦し」でしょう。
(ああ語学ができないのが悔やまれる)
「サイテー」「つまんねー」「全然わっかんねー」という感想の方が共感できる。そうでしょう、そうでしょうとも!!
「わからないとかヒドイとか言う人は、自分もドッグヴィルの町の人のようになりかねないってことに、自分の罪性に気付いてないからだ」と、くだんの方はおっしゃったそうですが。
なんでそんなことに気付かされなきゃならんのだ!?
それに、人間は自己中心的で保身的なばかりじゃない。自己犠牲の精神だって持ち合わせている。
ダークな面だけを描くにしても、描き方が気に入らない。観ていてすごく苛々させられた。
なんか「人を馬鹿にするなよ」って言いたくなる。

「人間の罪性」を描いた作品はたくさんある。単純なものから複雑なものまで。
一人の人物描写に、可能性から罪性まで、含ませることだってできる。
表現は自由だけれど、「そりがあわない」「感性があわない」ってこういうことなのかも。

★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3

<一番心に残ったシーン>
主人公と父親の会話。
「(人が犯した罪を)赦してあげる、というのは傲慢だ。行動には責任が伴い、罪は償うべきもので、その機会をお前は奪ってしまっているんだ、(お前は神ではなく、人間だというのに)ひどく傲慢じゃないか!」
といった内容の会話。

( )内は私の補足ですが、補足しなきゃわからないと思います。

<公式ホームページ> 
http://www.gaga.ne.jp/dogville/top.html


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『やさしくキスをして』(DVD) [映画・DVD]

やさしくキスをして

やさしくキスをして

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

確か試写会で観たはずなんですが、内容を思い出せなかったので、DVDレンタル。
冒頭で思い出した、アイルランド人女性とパキスタン人男性の宗教違いの恋の話だった!
相方は「舞台はイギリスだと思う」と言い、私は「アメリカじゃなかったっけ?」
珍しく、相方が正しかった。 (<悔しい、『ブレッド&ローズ』と間違えた)

ケン・ローチ監督作品にしては、終わり方が悪くない(希望が持てる)作品。
けど、身分違いならぬ民族・宗教・習慣違いの恋の大変さは十二分に描かれている。
カシム(男性)はロシーン(女性)に「君は捨てるモノがないからいいけど、僕は家族を捨てなくちゃならないんだ!」と叫ぶが、ロシーンだって捨てなければならないモノはある。
「個人の自由」が周囲に許されない、理解されない世界・・・辛いわなあ。
そんな中で、個人の自由や人種差別撤廃を求め、二人を応援するカシムの妹の存在が光っているし、希望の光でもあるなあと思った。
スペイン旅行でのラヴシーンが長いのにはちょっと飽きましたが・・・秀でた特別なカップルではなく、実際にいそうな一カップルが乗り越えねばならない多くの問題が提示され、迷いや苦しみ、悩みもごく自然に描かれて、そこまで大変な恋には縁のない自分でも、頷きながら観れた。
DVDについていた予告編の台詞と、本編の台詞がだいぶ違っていたのが面白かった。

★★★★★★★☆☆☆ 7

<一番心に残ったシーン>
カシムが父に逆らって出て行った後、カシムの妹が、父親の意向に沿うことなく、ジャーナリストになるために家を出る(遠方の大学に行く)ことを伝えるシーン。決意した目が綺麗。

<goo映画の解説> <個人的に一番わかりやすかったのでhttp://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7013/index.html


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『二代目はクリスチャン』(DVD) [映画・DVD]

二代目はクリスチャン

二代目はクリスチャン

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2002/02/22
  • メディア: DVD

『パッチギ!』『ゲロッパ!』の井筒監督作品だし、公開時に見ていなかったので、借りてみた。

当時観てれば、違う評価だったでしょうが、今観ると何とも・・・間延びしてる感じ。テンポが遅い。
井筒監督もまだ若かったし、角川さんの意向もあったんだろうし、当時のヤクザものの描き方ってこんな感じなんでしょうか。
志穂美悦子演じる主人公のシスターが、いつタンカきるのか楽しみにしてたんですが、なかなかそこまで行き着かず。
おもしろい場面も結構あるし、北大路欣也はさすがにカッコイイし、脇役蟹江敬三も良い味出してるんですが・・・全体に「なんだかなあ」でした。
志穂美さんのカッコイイアクションを、期待しすぎたのかも知れない。
シスターなんだけど、実は剣の達人、みたいな感じを期待していたので、どこまでも素人くさいのに、なぜか敵役がどんどん倒れていく(斬られて行く)のに納得できなかった。

★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3


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『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』(試写会)@科学技術館サイエンスホール [映画・DVD]

 香港で35年以上愛され続けている国民的漫画『龍虎門』を題材にして作られた実写映画。
タイトルだけで「こりゃ、カンフーものでしょう」とわかります。

このテの映画に、私はからきし弱い。
なにせ、一番好きな俳優が、いまだにブルース・リー。
中学時代から変わっていないのが我ながら「どーなの!?」ですが、どんな名優を観ても、どんなハンサムくんを観ても、この座は動きそうにない。

カンフー映画といっても、そりゃ色々ありますが、わかりやすい勧善懲悪ストーリーと、綺麗にきまる型と動き、出演者のかっこよさ!もポイントです。

その3つが満たされていれば、文句なく大喜びなわけで、見事に満たしていました、この映画。
まあ、香港で35年以上~っていうんだから、基本はおさえているに違いないでしょうけど、出演者によっては、「うーんいまいち」なこともあるわけで。
なぜか、世界のジャッキー映画はピンとこないんだな・・・嫌いじゃないけど。

その点、「いいもん」の3人、全員合格!!
ドラゴン役のドニー・イェン、タイガー役のニコラス・ツェー、ターボ役のショーン・ユー、皆細身の筋肉質で型がきまっててカッコいい!
ニコラスってば、『プロミス』の時には、まるでミッチーだったのに、だいぶ様変わりして良かったー。
私はドニーの方が好きだけど。<より、リーに似ている方が好きというだけの話

ついでに、現在の龍虎門の師匠役で、『カンフー・ハッスル』の大家さん役だったユン・ワーが出ていたのも嬉しい!!

恋愛も「王道型」で嬉しい。ドラゴンと、ローザ(シブミの娘:手下と思っていたが、HPに娘とあった、わからんかったぞ!?美女です)の悲恋、タイガーと、シャオリン(可愛い!)の、先に希望が見える微笑ましい関係。シャオリンはドラゴンにとって、ボスの娘であり、妹みたいな存在・・・うーん、王道です。

正直、悪人=羅刹門のシブミの正体がよくわからないとか、若い女の子(シャオリン)が気絶してる男2人を台車に乗せて山を登れるのか!?とか、細かな疑問点を挙げればキリがないのですが。

一緒に観たロケットさんは「なんで3人とも山Pの髪型なわけ?」と突っ込みいれてましたし。

いいの、そんなことは、どうでも。「ありえねー!」でいいの、こういう映画は。
「恋は盲目」ってことで、適正な評価ができないため、☆つけられません。

試写したけど、もっかい劇場で観ようと思って、会場で売られてた前売り券も買い。
公式サイトにブログパーツがあったので、つけてみた。
しばらく夢中になってることでしょう・・・♪♪♪
ちなみに、期間限定ですが、GYAOで最初の10分ぐらいの映像が見れます。<2回も観た

<一番心に残ったシーン>

やっぱり・・・3人とシブミとの闘い。すごいです、コンクリート飛び散っちゃって、床抜けちゃって。
最初は2人(タイガーとターボ)が闘って、二人がダウンしてからドラゴン兄ちゃんが出てくるんだけど、ずーっと闘いシーンが続いて、技の名前とかも出てきて興奮しまくり。

<公式ホームページ>
http://kachikomi.gyao.jp/


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