『ロッキー・ザ・ファイナル』(試写会)@文京シビックホール [映画・DVD]
単純明快なストーリーなんだけど。
「ネバー・ギブアップ」でどこまでも闘う男、ロッキー。
年をとっても、変わらない不屈の精神力に驚かされる。
愛妻エイドリアンは世を去り、一人息子は有名人の父を重たく感じ、家を出て、あまり関わりを持たないようにしている。
ロッキーはイタリアンレストランを経営し、昔話を聞かせたり、お客の要望に答えて一緒に写真を撮ったり、それなりの日々を過ごしている。
そんな日々の中で、本人の思いや周囲の思惑が重なって、現在のヘビー級チャンピオンとの試合が実現することに。
「ないでしょ」と思いつつも、息子同様「なにもそんなことしなくても」と思いつつも、老いたロッキーが身体を鍛え、困難な闘いに向かっていくのを見ていると、応援せずにはいられない。
はっきり言って、「老い」がよーくわかる身体をしているんだけど・・・なーんか、カッコイイんですよ。理屈じゃないね、カッコイイ。
映画の中で、一人の若い女の子がロッキーにからむシーンがあって、「あんたなんかフツーの人なのよ、何様なのよ」みたいなことを言うんだけど、後で、その子がロッキーの試合をテレビで見て、感激した表情になっていく。そういう、有無を言わさない力があると思った。
先日のJ-waveでリリコさんが「私、スタローンに会って、泣いちゃったんですよ、もう、なんか、感激しちゃって!なんか、しょってる歴史を感じて、極まっちゃって。」と言ってましたが、わかる気がする。
ロッキーの皺皺には勇気と男気がある! 観て元気をもらえる映画はいいやね!
★★★★★★★★☆☆ 8
ストーリーとか、構成とか、好みとしては「7」ぐらいなんですが、シルベスター・スタローンに敬意を表して。
<一番心に残ったシーン>
ロッキーが、「笑い者になるから闘うのを止めてくれ」という息子を説得するシーン。心に響く台詞の連発でした。若い人が言っても説得力はないと思うけど、年を重ねたロッキーが言うから響くんだと思った。
<公式ホームページ>
http://movies.foxjapan.com/rockythefinal/
岩飛さんのこの記事で満足です。
これは見ないと思うけど、このお話しで元気でました。
by らいみ (2007-04-19 20:18)
元気と勇気がもらえました。
もっと年をとった時に、ロッキーみたいに「重み」を持ちたいものです。
そういう生き方をしたいと思いました。
by 岩飛筆銀 (2007-04-20 00:19)