『蟲師』(試写会)@中野ゼロホール [映画・DVD]
終わった時の感想は。 「このまま公開していいのか?」
なぜなら。一部、台詞が聞き取れなかったから。
これ、致命的でしょう。
私の耳の問題じゃない。知人の感想でも書かれていたし、同行者も、他の人たちも言っていたから。
ちゃんと聞こえる状態で観ないまま、感想を書くのもなあと思いますが。
いくらオダジョーがかっこよくても、大森南朋さんが演技派でも、蒼井優さんが可愛くても。
お金を払って、もう一度観る気はしない・・・話、よくわかんないし。
漫画を読んで予習していけば良かったのか?
でも、原作を先に読んでいると、本でも漫画でもがっかりする率の方が高いもので。
話がいくつか絡み合っていて、直線のストーリーが見えてこなかった。結局、何を描きたかったのか?がわからなかった。
主人公の蟲師ギンコの生い立ち、それにかかわった師匠?のぬい(江角マキコ)の話、蟲を文字で封じる淡幽(蒼井優)との関係(恋愛?)、虹(に似た蟲)を探す男、虹朗(大森南朋)の話。
ストーリーが絡み合っていても、最終的にまとまるならわかる。でも、「で?」な結果で「へ?これで終わり?一体どうなったわけ?どうするわけ?」と疑問符だらけで終わり。
蟲の映像表現は「へえ」と思ったし、虹は綺麗だったし、自然描写は美しかったけれど・・・「なんだかなあ」不完全燃焼。
★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
<一番心に残ったシーン>
淡幽が、よろよろになりながら、逃げ出した文字(蟲)を箸でつかんで紙に戻していくシーン。キリリとした目と、身体の動きが美しくて見惚れた。
<公式ホームページ>
http://www.mushishi-movie.jp/
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