『スタア』(清水義範) [本・漫画]
パロディ、お笑い系ではなく、わかりやすい軽めの小説。さらっと読める。
アイドル歌手から出発して、バラドルとして一線ではないけれど、二線ぐらいで活躍しているタレント女性(30歳)が主人公。
アイドル歌手から出発して、バラドルとして一線ではないけれど、二線ぐらいで活躍しているタレント女性(30歳)が主人公。
彼女が、ホームページの日記を書き込む方式で話が進められる。
「芸能界の裏を暴いた」というには、あまりに小説として真っ当なんだけど、「そうだな」と思える部分がたくさんあった。
大衆は鈍感だが、切り捨てる時は早い、とか、スキャンダルは想像で作り上げられていくとか。
見られてナンボ、人気があってナンボの商売の厳しさを覗かせてくれる小品。
★★★★★☆☆☆☆☆ 5
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